
ローヤルゼリー
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健康食品でよく取り上げられる「ローヤルゼリー」。皆さんは、ローヤルゼリーについてどれだけご存知でしょうか?ローヤルゼリーを、よくハチミツと同じようなものと勘違いしている人が多いのですが、ローヤルゼリーとハチミツは似て非なるものなのです。ハチミツは、蜜胃で消化したハチミツを果糖とブドウ糖に分解し、それを口から巣房に戻し熟成されたものが私たちがよく食すハチミツとなります。一方、ローヤルゼリーはと言うと、花から集めてきたハチミツと花粉は、いったん巣にまとめられて保管されます。そのうちの花粉は働き蜂が食べるのですが、それが腸の中で吸収され体の中で合成されます。そして合成された物質を、咽頭腺と呼ばれる頭の部分から分泌したものがローヤルゼリーなのです。
ローヤルゼリーは乳白色の液体で、「峰乳」や「王乳」とも言います。ローヤルゼリーは、女王バチだけが食べることを許された特別の食事なのです。ハチミツのほとんどは糖質でできているのですが、ローヤルゼリーは糖質や脂質、タンパク質を含めた三大栄養素をはじめとして、ミネラルやビタミンを豊富に含み、その中でもデセン酸と呼ばれる特有成分は、ローヤルゼリーが持つ独自の物質として効果が認められているのです。
なんと蜂は、古代ピラミッドの壁画にも描かれています。あの絶世の美女、クレオパトラが食べていたとも言われているので、蜂は古くから人間とと関わり合ってきたわけです。そんな歴史を感じるローヤルゼリーですが、1950年代のあることがきっかけで広く知られることになります。それは、ローマ法王ビオ12世の奇跡の生還です。1954年、ピオ12世は既に80歳を超える年齢になっており、肺炎と老衰によって危篤状態に陥ってしまったのです。さまざまな治療を受けていましたが効果がなく、絶望的な状況が続いていたのです。しかし、当時の主治医、レアジー・リシー医師がこの絶望的な状況を打破するためにローヤルゼリーをビオ12世に服用させたのです。
ローヤルゼリーを服用した結果、ビオ12世は奇跡的な回復を見せ、見事生還することができたのです。その上容態も安定し、健康を取り戻すことができたため、この結果を国際生物遺伝科学会議で発表。1958年の世界養蜂会議では、ビオ12世自らが体験談を語り、世界的なローヤルゼリー旋風が巻き起こりました。1958年、日本にローヤルゼリーが初めて輸入され、その翌年には国内で初めての採取、そして医薬品をはじめとした化粧品や食品などさまざまなものにローヤルゼリーは利用されたいくのです。
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